2型コラーゲン異常症の子どもの歯列矯正ってどうするの?

先日、2型コラーゲン異常症の子どもの歯並びの相談に行ってきました。実は、この病気があると「顎が小さい」ことが多くて、その影響で歯並びがガタガタになりやすいんです。
顎が小さいと歯が並ばない!?
2型コラーゲン異常症の子は、生まれつき顎が小さいことが多いです。そのため、歯が生えるスペースが足りなくなって、前歯が重なったり、奥歯がうまく噛み合わなかったりと、いろんな問題が出てきます。うちの子もまさにそれで、矯正の先生に見てもらったところ、まずは上顎を広げるところからスタートすることになりました。
同じ病気でも保険がきく?きかない?ややこしい保険の話
この2型コラーゲン異常症って、「関連疾患」というグループにまとめられていて、実は10種類以上の病気が含まれています。その中のいくつかは歯列矯正に保険が使えるんですが、全部がそうではないんです。つまり、同じような症状でも「診断名」が違うと、保険がきかないこともあるってわけで……。これがなかなかややこしくて、病名によって治療費が全然違ってくるのが親としてはつらいところです。
矯正は長い道のり。まずは準備からスタート
うちの子の場合は、まず顎を広げる「拡大装置」を使って、歯が並ぶスペースを確保するところから始めます。この処置が終わって、すべての永久歯が生えそろってから、ようやく本格的な矯正治療に入るそうです。たとえば、ワイヤーをつけて歯を動かす期間だけでも2〜3年かかることもあるので、かなりの長期戦。気長に付き合っていく覚悟が必要そうです。
まとめ
2型コラーゲン異常症を持つ子どもにとって、歯列矯正はただ見た目を整えるだけじゃなく、しっかり噛める・話せるようにするためにも大事な治療です。でも、保険のルールがややこしかったり、治療に時間がかかったりと、親としては悩みも多いですよね。だからこそ、専門の先生としっかり話しながら、子どもに合ったベストな方法を一緒に考えていくのが大切だと感じました。