こんにちは! 本部役員のTamakiです。すっかり寒くなりましたね。
2型コラーゲン異常症を持つ中学3年生の娘・・・いよいよ高校受験が近づいてきました。
娘は股関節を患ったことで、移動には車椅子が必要なので、エレベーターのある高校を探してきました。
ただ、公立高校でもエレベーターが設置されている学校は、まだまだ少ないのが現状です。バリアフリー状況、通学の距離、学校の受け入れ体制によって、選択肢が狭まってしまうことがとても残念です。
今年4月から差別解消法も変わり、合理的配慮の提供が義務化されましたので、全ての学校でバリアフリー環境が整って欲しいと願っています。
また、低身長(110㎝)で、視覚と聴覚に障がいを持つ娘が、高校入学試験を受ける時には配慮が必要です。
具体的には・・・机と椅子のサイズが身体に合わない、前の黒板が見えない、英語のリスニングテストが聴こえにくいため、
①私物の足台と座布団を持ち込んで座席に設置する
②一番前の席かつスピーカー近くの席にしてもらう
上記2つを要望をする予定です。
私が住んでいる地域の例ですが、県公立高等学校を受験する場合、まず県教育員会教育長宛てに「受験方法等申請書」を提出します。面接及び学力検査等での配慮方法と申請理由を具体的に記入し、中学校長にも所見を書いてもらいます。
その後、校長先生から直接志望高校に連絡してもらい、実際に高校へ伺って配慮の確認をする流れのようです。(都道府県によって手続きは違うので注意!確認してくださいね)
私立高校に関しては、個々人で各学校との相談になります。
実際の受験手続きはこれからなので、どうなるのかドキドキですが、受験が終わったらまた皆さんに報告できたらと思っています。
病気や障がいがあっても、みんなと同じように当たり前に志望校を選べて、進学できる世の中になって欲しいと願います。